リビングモデリング部

リビングでプラモを作る【リビングモデラー】がプラモを作ったり紹介したりするブログ!ときどきDIY。

【ガンプラ】ホームセンターで買える『つや消しスプレー』

リビングモデリング部のあげいもです!

モデラーの皆さん、ガンプラの仕上げに『つや消しスプレー』は使っていますか?
私は基本的に部分塗装&成型色仕上げなのですが、完成品にしゅっとひと噴きするだけで完成度が爆上がりするので重宝しています。

普段はクレオスの『Mr.トップコート』を使っているのですが、容量が絶妙で全パーツ仕上げる前にスプレーが終わってしまうこともしばしば・・・。
慌てて買いに行っても在庫がない!なんてこともあり、代用できるものは無いかとホームセンターをうろついていると水性のスプレーを発見。
調べてみるとガンプラにも使える成分のようだったので買ってきました!

アトムハウスペイントつや消しネオクリヤー

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単なるつや消しくクリヤーでなく"ネオ"クリヤーです!
容量は300mlでMr.トップコートの3.4倍

パチ組放置していた陸ジムくんに吹いてみたので比較画像をどうぞ。

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右がつや消し後です。しっかりつや消しになりました。

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オレンジ・グレー部分がわかりやすいです。

使用感はMr.トップコートとほぼ一緒で、安いスプレーにありがちなつやのムラも少なく満足な仕上がりとなりました。

Mr.トップコートと比べて粒子が大きいのか、表面が若干ザラついた感じにはなりますが個人的には許容範囲内。

入手のしやすさや容量の多さ、コスパのいい点などでおススメできます!


水性アクリジョンでドライブラシ!エナメル塗料よりも難しかった

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リビングモデラーのあげいもです!


最近、ガンプラを『ちょい汚し』で仕上げることにハマっています。

汚しといってもつや消しスプレーの後にドライブラシをする程度ですが雰囲気がガラッと変わるのが楽しいです。

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こんな感じのお手軽仕上げがお気に入り。



ドライブラシにはエナメル塗料を使用しているのですが、部分塗装に使っている水性塗料でやったらどうなるのかな?と思ったので試してみました!


…先に感想を言ってしまうとエナメル塗料のほうがやり易かったです…。



アクリジョンでドライブラシ


今回使うのは僕が主に部分塗装に使っているクレオスの水性塗料アクリジョン

用具の手入れが水でできるところと、臭いが無くリビングでも気兼ねなく塗装ができるところが気に入っています。



・筆に塗料を少しつける。
・キッチンペーパーなどで余分な塗料を落とす。(色がつかなくなるくらいまで)
・パーツのエッジを中心にブラッシング。

の手順でドライブラシをしたパーツがこちら。

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エナメル塗料と同じようにエッジを強調させることができたかと思います。


僕はとにかくエッジを強調させたいだけなのでなぜこんな汚れ方になったのか…とかは特に気にせず進めています。(笑



実際にやってみて感じた難しさ


さて、アクリジョンでもドライブラシはできましたが、エナメル塗料と比べると作業が難しく感じた点がいくつかありました。



・塗料の分量調整が難しい

余分な塗料を落とすときに、落としすぎると全く色が乗らず、残しすぎるとエッジだけでなく余計な所に色が乗ってしまいます。

これはエナメル塗料でも同じことですがアクリジョンではよりシビアな気がします。

ドライブラシがしやすい範囲が狭いというか何というか…。

今回は最後まで調整には慣れませんでした。



・すぐに色が乗らなくなる

エナメル塗料は1度塗料をつければしばらくの間はブラッシングしていられますが、アクリジョンはすぐに色が乗らなくなってしまいます。

これは恐らくアクリジョンの乾燥の早さが影響しており、最小限の塗料で行うドライブラシでは筆の塗料がより早く乾いてしまうので色が乗らなくなるのだと思います。

1パーツ仕上げるのに2度、3度と筆に塗料を取らなければなりませんし、上記のように調整が難しいのでなかなかのストレスです…。



・パーツに塗料カスが付く

ブラッシングしているとエナメル塗料には無い塗料カスがパーツに付着します。

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ちょっと粉っぽいのが分かりますか?

こちらもアクリジョンの乾燥の早さの影響で、筆の塗料が乾いて塊になりパーツに付着しているのだと思います。

これを防ぐにはなるべく筆の塗料を乾かさないように作業する必要がありますが、そもそもドライブラシは塗料がほぼ乾いた筆で作業するものなので難しいです。

塗料カスも汚れ表現の1つとも取れますが僕はあまり好きではありませんでした。



・筆の手入れにはツールクリーナーが必須

これは難しいというか、少し使いづらいと感じた点。

アクリジョンは水性塗料ですが乾燥すると水には溶けなくなってしまいます。

上でも書いたようにドライブラシは塗料がほぼ乾いた状態で行うので筆に残った塗料は水ではほとんど落とせません。

アクリジョン専用のツールクリーナーを使えば簡単に落とせますが結構な溶剤臭がするのでリビングモデラーとしてはなかなか使いづらいです。



アクリジョンでのドライブラシはエナメル塗料よりも難しかった…


以上のことから

「アクリジョンでのドライブラシは乾燥の早さが影響して自分には難しい。」

という結論に辿り着きました。


通常の塗装ではメリットである乾燥の早さがドライブラシではデメリットになるとは思いませんでした…。


また、用具の手入れにツールクリーナーが必須なところも、あまり臭いを発せられない環境のリビングモデラーとしては大きなマイナスポイントになりました。


エナメル塗料も用具の手入れには溶剤が必要ですが、リビングで使っても気にならない程度の臭いなので今後もドライブラシにはエナメル塗料を使っていこうと思います!

リアルタッチマーカーでお手軽ウォッシングをしてみよう!

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リビングモデラーのあげいもです!


作ったガンプラにウェザリング(汚し塗装)はしますか?


組み立てるだけでもカッコいいガンプラですが、汚れやダメージを表現されたガンプラも雰囲気が出ていて良いですよね!


僕は部分塗装だけで済ませることが多いのですが、今回は少し汚してみたいと思いガンダムマーカーの『リアルタッチマーカー』を使ってウェザリングの手法のひとつ『ウォッシング』をしてみました。


まずはビフォー・アフターをどうぞ!

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右がビフォー・左がアフターです。


ウォッシングによって表面がうっすら汚れたようになっているのが分かりますか?


「こんなのウォッシングじゃないよ」

「雰囲気全然出てないよ」


…なんて意見が飛んできそうですが個人的には満足な仕上がりになったので紹介します!


はじめに…


『ウォッシング』はパーツ全体を薄めの塗料で洗うように塗ることでパーツの色をトーンダウンさせたり溝や隙間に溜まった汚れなどを表現する手法です。

エナメル塗料やウェザリングカラーなどで行う人が多いかと思いますが、今回はよりお手軽にリアルタッチマーカーでウォッシングをしてみます。


『リアルタッチマーカー』はペン型で気軽に塗装ができるガンダムマーカーシリーズのひとつ。

水性で下地を侵さず、専用のぼかしペンを使って周囲となじませることでリアルな表現ができるマーカーです。

ぼかしペンで簡単に拭き取ったり消したりできるのでミスを恐れずに塗装ができます。

ウェザリングやスミ入れなどに便利なアイテムです。

今回はこのリアルタッチマーカーを使って

  1. マーカーで塗る!
  2. 乾く前に綿棒で拭き取る!

の2ステップで進めていきます!



マーカーで塗る!


まずはリアルタッチマーカーでランダムに塗っていきます。今回はグレーを使用しました。

点を打つように塗ってもいいし、波線を書いてもいいです。

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この後綿棒で塗り広げながら拭き取るのでテキトーに。


1度にパーツ全体に塗ってしまうと塗料が乾いて綿棒で拭き取れなくなってしまうので…

正面塗る→拭き取る
横塗る→拭き取る
後ろ塗る→拭き取る

と、面ごとに進めるのがいいかと思います。



乾く前に綿棒で拭き取る!


塗料が乾く前に綿棒で伸ばしつつ拭き取っていきます。

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もし乾いてしまってもぼかしペンを使えば拭き取れるので大丈夫。

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するとこんな具合に。(塗料の残し具合はお好みで。)


以上の2ステップを繰り返しながらパーツ全体に行っていきます。


汚れ具合が物足りないと感じたら

再度塗る→拭き取り

で調整したり、色を変えてみるのもオススメです。


こちらは茶色を少し追加してみたもの。

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泥だか土埃だかが付いたような汚れ方になりました。

陸戦型の機体であれば全体を茶色系でウォッシングしてみるのもいいかと思います。



仕上げにトップコート


リアルタッチマーカーは素手で触るとインクが落ちてしまうので仕上げにつや消しスプレーでコーティングします。


晴れた日を狙って庭でシュシュッと。

※外でスプレーを噴くときは周囲の人や車、建物に注意しよう!


つや消しクリアーが乾いたら組み立てて完成!

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全体的に少し汚れたようになっていい感じ!


いちばん変化が分かりやすい脚を、パチ組みにスミ入れのみの状態と比較。

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つや消し効果もあって、だいぶ雰囲気が変わりました!

というかこの変化はほぼつや消し効果のおかげかな?(笑

トップコートの威力おそるべし!



まとめ


リアルタッチマーカーでのウォッシングは

  1. マーカーで塗る!
  2. 乾く前に綿棒で拭き取る!

の簡単2ステップ!


ビン入りの塗料を使ったウォッシングと違って筆や溶剤を用意する手間がないので手軽にウォッシングができます。


また、周囲が汚れる心配がないので場所を選ばず、空いた時間に少しずつ進めることもできるので日々忙しく過ごしているモデラーさんにもおすすめです。


お手軽ウォッシングでガンプラをカッコよく汚してみてください!

ガンダムマーカースミ入れペン(極細)でスミ入れをする

リビングモデラーのあげいもです!



ペン型で気軽にスミ入れができるガンダムマーカーのスミ入れペン。
初心者からベテランまで1度は使ったことがあったり、愛用している人も多いのではないでしょうか?


今回は数種類あるスミ入れペンの中の極細タイプでスミ入れをしてみました。



プラモデル用の油性マーカー。乾いたあとはさわっても色落ちしません。

ラインナップは黒・グレー・茶 の3色です。




使い方はモールドをなぞって描き込んでいくだけ。

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使った感じは油性マジックに似ているので特にとまどうこと無く使えると思います。

筆ペンや流し込みタイプではスミ入れしづらい浅いモールドや段差も慎重になぞることでスミ入れできます。

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苦手なのはペン先が入らないような狭いモールド。

無理にスミ入れしようとするとペン先が痛んで最悪の場合使用できなくなってしまうので用途によって拭き取りタイプや流し込みタイプも使い分けるといいかと思います。




ハミ出てしまったところは乾燥後にガンダムマーカー消しペンや消しゴムで修正できます。

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乾く前に修正しようとすると、にじんだり余計に広がってしまったりするので、焦らずにしっかり乾いてから修正してください。


※修正に消しゴムを使う場合はパーツに付いた消しカスは完全に除去するように注意してください!

消しゴムにはプラを溶かす性質があるので気づかずに長時間放置してしまうとパーツが溶けて
悲惨なことになります…。

個人的には消しカスに神経を使うよりも消しペンで消す方法をオススメします。

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また、この極細タイプはスミ入れだけでなくスラスター内やマルイチモールドの奥を塗りつぶすのにも便利です。

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1回塗るだけではムラになってしまうのでしっかり乾燥させてから2度塗り。

1度目のインクが乾く前に2度目を塗ったり、同じところを何度も往復させたりすると下地が溶け出して思うように塗れません。力を抜いて優しく、なるべく往復しないように塗ると綺麗に塗りつぶせます。




以上のような流れで全身にスミ入れをしてみました。

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スミ入れ前と比較。

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モールドが少なめのキットだったので変化がわかりづらくなってしまいましたが、スミ入れ・モールドの塗りつぶしによって引き締まったように感じます。
腕や足が効果がわかりやすいかな?




拭き取りタイプや流し込みタイプと比べると「書き込んだ感」は出てしまいますが、慎重に作業すれば拭き取りが必要なかったり、モールドの塗りつぶしにも使用できたりいった点もスミ入れペン(極細)の魅力ではないでしょうか。

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ガンプラを『ダボ処理』をしながら作ってみる

リビングモデラーのあげいもです!


1度組み立てたガンプラ。


塗装や工作のために分解したいのにキツくて外れない!

やっと外れたと思ったらピンが折れてしまった!


なんて経験はありませんか?


組み立てるときに『ダボ処理』をしておくとそんなリスクを大幅に減らすことができますよ!


!はじめに注意事項!

『ダボ処理』はパーツをはめ合わせるピンや受け側の穴を加工してパーツ同士の接合を緩くするのが目的です。

加工の具合で絶妙なキツさになることもありますが反対にユルユルになるときもあるので、再度組み立てるときは接着必須と考えておくと良いかもしれません。

それらを承知の上で加工をしてくださいね。


ではこちらのパーツを加工していきます!

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赤丸で囲ったところが反対のパーツのピンが入る穴。


この穴を深さ2〜3ミリくらいでニッパーでパチパチっとV字にカットします。

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これだけ!


ポイントは切り口をあまり大きくしないこととパーツ面との間を少しあけること。

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ギリギリまでカットするとパーツ負荷がかかって裏面(組み立てたときの表面)が白化してしまう場合があるので注意です。



続いてこちらのパーツ。

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穴をカットしづらい形状になっているので、反対のパーツのピンをカットします。

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この場合のポイントはとにかくカットしすぎないこと!

先っちょを斜めに切るだけでも効果はあるので慎重に加工してください。




加工ができたらゆっくりパーツを合わせてみて
ください。


軽い力ではめ合わせられて分解も難なくできるキツさになっているかと思います。


クッと力をいれても合わなければもう少し加工を。

スカスカな場合は…残念ながらカットしすぎです…。
マスキングテープなどで仮留めしておき、本組み立てのときに接着して対処しましょう。



個人的にはピンよりも穴を加工するほうが失敗しにくいし神経も余り使わないのでオススメです。


カットの加減は加工しているうちにだんだん分かってきます。

何度も加工して自分の好みの加減を探ってみてください!

ガンダムマーカー消しペンを使ってみよう!

リビングモデラーのあげいもです!


ガンプラをお手軽に塗装できるガンダムマーカー。

そのラインナップに消しペンがあるのをご存知ですか?

名前の通りガンダムマーカーを消すためのペンでインクの代わりにアルコール溶剤がおり、消したい部分をこすってインクを落とすというもの。


ちょうど手元に塗装に失敗したパーツがあるので消しペンを使って修正してみようと思います!





使い方

こちらが失敗したパーツ。

全体をゴールドで塗装したのですが赤で囲ったところが箱などの見本写真では違う色になっていました。


通常のマーカーと同じく塗料皿などの上で数回ノックしてペン先に溶剤を染み込ませ、消したいところに溶剤を塗り付けます。

塗り付けているとペン先にインクの色が染み込んできますがそれは溶剤によって塗面が溶け出している証拠。

全体的に浮いてきたらティッシュを押し付けるようにして拭き取ります。

こするように拭き取ると消したくないところまで消えてしまう可能性があるので注意してください。

広い面はほぼ落とせました。

仕上げに残ったインクを消しペンで吸い取るように消して修正完了です!

モールドに入り込んだインクが気になるようであれば再度消しペンで吸い取るか爪楊枝などで削り落としてしまいましょう。(今回は気にせず放置しました。)



ペン先のクリーニング

インクが染み込んで汚れてしまったペン先はティッシュなどに押し当てるとインクが移っていきます。

ペン先が綺麗になるまで繰り返して終了です。



最後に

これまでガンダムマーカーのインクを落とすときはシンナーを使ったりサンドペーパーで削ったりしていましたが、消しペンを使うことで臭いや削りカスが出ることもなく綺麗にインクを落とすことができました。


ガンダムマーカーで塗装するのであれば1本は用意しておくと役に立ちますよ!

お手軽だけど難しいガンダムマーカーでの塗装

リビングモデラーのあげいもです!


ガンプラの塗装にガンダムマーカーは使いますか?

『ペン型塗料で手軽にペイントできる!』という売り文句で20年以上前から販売されている人気商品です。


僕も塗装にはガンダムマーカーをよく使います。

確かに手軽に塗装できるのですが、キレイに塗れるかというと話は変わってきます。


ガンダムマーカーはインクが出過ぎる


ガンダムマーカーの説明書きによると『ノックしてペン先に充分インクを行き渡らせてから軽い力で塗ってください。』とありますが、この方法だとインクが多く出すぎてしまいます。


インクが多く出た状態で塗るとどうなるかというと

  • インクがエッジに乗らない
  • モールドに沿って塗りたくないところまで流れていく
  • インク溜まりができてムラになる


といった現象が起きてしまいます。


実際に塗ったパーツがこちら。

インクが流れてしまい色を乗せたいところに残らずにムラムラになってしまっているのがお分かりいただけるでしょうか?


1度こうなってしまうと重ね塗りをしても同じようにインクが流れてしまい、なかなかムラが消えません。


綺麗に塗装するには


ペン先のインクの量を常に適切になるように調節できればこのような事態にはならないとは思うのですが、かなりの経験と慣れが必要となることでしょう。


手っ取り早く綺麗に塗装したければ『エアブラシシステム』を導入するか筆塗りするのが簡単です。


僕はエアブラシを使える環境がないのでいつも筆で塗っています。


塗料皿などの上でマーカーをノックしてインクを出し、筆でとって塗る。

先程マーカーで塗って失敗したパーツも筆で塗り重ねることで大分綺麗になりました。

こちらのパーツはホワイトを5回重ねました。

マーカーで塗るよりもキレイに塗装できましたが、筆塗りでは塗りムラや塗膜の厚みによる段差ができてしまいます。


また、重ね塗りをする際は下地を充分に乾燥させる必要があるので時間がかかります。


よりキレイに、手早く塗装したいのであればエアブラシシステムが最も効率的だと思います。


ご自身の製作環境に合わせて使い分けてみてください。

ツヤ消しトップコートで筆塗りのムラを抑える

リビングモデラーのあげいもです!

プラモデルを塗装するとき、なにで塗装していますか?
エアブラシ?缶スプレー?筆塗り?

僕はプラモを作るのも塗るのもリビングなのでエアブラシやスプレーは当然使えず、いつも筆で塗っています。

筆塗りでもしっかりと色はつくのですが、気になるのが『ムラ』です。これは筆塗りモデラーにとって永遠の課題ともいえます。

そんな『ムラ』も仕上げにツヤ消しクリアーを噴きつけることでいくらか抑えられるそうなので実際に塗装・比較してみました。


使用したのはアサヒペンの『水性多用途スプレー』。

クレオスなどの模型用スプレーよりも量が多くて割安です。
安さを優先してしまうのは小遣いモデラーの悲しい性であります。

2〜3回塗り重ねてツヤ消しコーティングが完了したので塗装前の物と比較してみます。




光の反射などで少し見づらくなってしまいましたがムラや重ね塗りによってできた段差がだいぶ落ち着いているのがお分かりいただけるでしょうか?

組み上げて普通に鑑賞する分にはほぼ気になりません。

すごいぞツヤ消しクリアー!

筆塗りモデラーにとっては缶スプレーが使える環境を整えるのが大変かもしれませんが、ツヤ消しクリアーを噴くだけで簡単に塗りムラが抑えられてプラモの完成度がUPします。

僕も今後は隙を見ては庭でシュシュっとツヤ消しスプレーを噴きたいと思います!